愛媛の柔道はもっと強くなる。

現役選手でもある自身の豊富な柔道経験と、県柔道界における抜群の存在感。
佐々田真良は、フクヤスポーツ北松山店のスタッフとして日々働く傍ら、後進の指導にもあたっている。

愛媛に佐々田あり!

休みの日に道場に通って練習しているという佐々田。3歳~15歳までの少年・少女の選手育成に励んでいる彼は、有名選手にまつわるエピソードを話してくれた。

「いやぁ、小学校の頃から抜群に強かったですよ、中学で全国レベルに上がって、高校で日本一になって。あぁ、やっぱりなって。」 と、佐々田が話す人物とは、2012年ロンドンオリンピック73kg級日本代表、中矢力(ALSOK)選手のことである。(2011年世界柔道選手権73kg級金メダリスト)
また浅見八瑠奈(2010年・2011年柔道世界選手権48キロ級金メダリスト)選手とも新田高校の後輩にあたるという。

「実は中矢に受け身を教えたのは、俺なんですけどね(笑)」

まさに、兄・佐々田裕良(松山刑務所)とともに愛媛柔道界に「佐々田有り!」といわれる彼ならではのエピソードだ。

愛媛から世界へ

愛媛県出身の選手が活躍している昨今、柔道が強いイメージを持たれがちな愛媛県であるが、実は愛媛の柔道はまだまだこれからだという。

スポーツトレーナーを志して、心理学を学んだこともある。また一児の父親でもある彼は、親しみのある外見も相まって、お客さんからの信頼も厚い。佐々田の存在は愛媛県内外を問わず、後進育成の一端を担っているのだ。

佐々田の周りには、自然と人の輪ができる。
中高生のお客さんからアドバイスを求められることも、北松山店ではよくある光景だ。

四国は松山の片隅で、これからの柔道界を担う若者たちが、常に彼の一挙手一投足に注目している。